珍しく絵本ではありません。実は、絵本以外もたくさん読みます。
この方は、鉛筆だけで、一冊の本を書いてしまうというほどの文房具愛のある人です。文章から、鉛筆がいかに好きか強烈に伝わってきます。それがあまりにも超越していて、笑っていいのかわかりませんが、読んでいる間中、笑いが止まりませんでした。

そして共感するところがたくさんありました。

長年、鉛筆と万年筆を愛用しています。筆圧をかけずに、寝かせて書きたいので、必然的にこの二つの筆記具になってきます。この二つの楽しいのが、鉛筆を削る作業とインクを充填する作業です。

鉛筆を選ぶ楽しみや万年筆やインクを選ぶ楽しみもありますが、長年使っていると大体これというのが決まってきます。そうなると、楽しみは、鉛筆を削るのとインクの充填ですが、特に削る楽しみは最高です。

削り器もいいのですが、個人的にはナイフです。長年使っている肥後守と切り出し小刀があります。小刀は小3の息子に上げました。なかなか綺麗に削ることができるようになりました。幼稚園の頃から、よく切れる包丁を渡していますので、お料理のお手伝いも安心です。

小学校では、危険なので、授業も含めて禁止だそうです。危険だから、排除ではなく、危険ならば、使い方を教えるほうがいいような気がしますが、教育現場からしたら、きっと大変なのでしょう。家では、使い方、しまい方、いかに危険で、いかに便利で楽しいか、そして、研ぎ方まで教えています。

長年研いでいると、刃が鏡のようになってきます。道具も大事にしたくなりますね。

ひとつのことに、とことん愛情を注ぐという本でした。面白かったです。

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