オトフリート・プロイスラ―作  大塚勇三訳


先月ひろばに来ていただいた、「子どもの本や」さんの出張販売で購入した本です。
本が好きな小学3年生の息子に、読んだことのない本を、、、とおすすめしてもらいました。

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農家の三人兄弟の末っ子、ワーニャはいつもなまけてばかり。働き者のお兄さん達はそんなワーニャにいつもむかむかしていましたが、お父さんや一緒に住むおばさんはワーニャをいつもかばいます。そんなある日、ワーニャは不思議な盲目のおじいさんに出会い、いずれとおくのある国で皇帝になると告げられます。おじいさんが言うには、皇帝になるためにはしばらくの間は一つのことだけをしていればよい。それは、、、なまけていること。
羊の毛皮を7枚かぶり、ヒマワリの種だけを7袋ぶん食べながらパン焼きかまどの上にねて、7年間なまけ続けたワーニャは、強大な力を得て、途中数々の困難をのりこえ偉業を成し遂げながら、とおくのある国をめざして。。。

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という、不思議なお話。途中途中の冒険や、ワーニャのまっすぐさ、登場人物の人間味等が生き生きと描かれていて、最後までぐいぐいと引っ張られるように読みました。
ヒマワリの種だけを食べながら、誰とも話さず7年間もじっとしていることで力を得る、、なんて、ちょっとヨガ行者みたいだなぁなんて思いながら読んだのですが、ドイツ出身の作者プロイスラ―が、ロシア地方の民話「馬鹿のイワン」に着想を得て書いたお話なのだそうです。プロイスラ―さん、息子の好きな「大どろぼうホッツェンプロッツ」も書いている人で、息子も繰り返し繰り返し、読んでいました。小学校3、4年生くらいの子におすすめです 。

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