
アルフ・プリョイセン:作
林 明子:絵
山内 清子:訳
絵本というのは、いつも子供はどういう気持ちで、その物語を聞くのだろうと思ってしまいます。この絵本は、10までかぞえられるようになったこやぎが、数を知らない動物たちの間に騒動を引き起こすお話です。私が読んでいると、未知の知恵やテクノロジーに、多くの人々が拒絶反応を起こしつつも、最終的には、最新テクノロジーが浸透していき、時代は変わっていくという現代社会を思ってしまいます。子供はどんな気持ちでこの本を読むのか楽しみですね。
ところで、この作者は、スプーンおばさんと一緒だと最近知りました。アニメ好きでよく見てました。思い出したので、早速取り寄せてみました。楽しみです。